この日はイクウェルのトライアル2回目。イクウェルでの活動を通して、子どもの成長を感じられる素敵な時間を過ごしました。
また、ひとつひとつのプログラムが、子どもの好奇心や能力を引き出す工夫に溢れており、その様子を成長日記としてご紹介していきます!
挨拶から始まる一日
まずは気をつけ、こんにちはと始めの挨拶をします。
その後今日の日付、明日は◯日、昨日は◯日、来週は◯日とカレンダーを見ながら子どもに見せていきます。さらに、今月の月雅称や天気なども読み上げていきます。その後、深呼吸をしてリラックス。
前回の1回目のレッスンの時よりは、少し慣れた様子でレッスンを開始しました。
目線の運動
ろうそくに火をつけて目で追う練習をしました。
たしかに、家で同じように目線を動かす遊びをしようとしてもなかなか見てくれなかったりしますが、ろうそくについた火って、不思議な感じで大人でも自然に見ちゃいますよね。焚き火をずっと見てられる感覚です。
最後には「ふーっ」と吹いて火を消すことで、視覚だけでなく呼吸のコントロールも学びます。
色と形の認識、直感力を養う遊び
赤・青・黄色のひよこのカードを選び、それぞれ卵の中から同じ色のひよこを探すというゲームをしました。
この日は娘は赤のひよこのカードを真っ先に選びました。
お次は3つの卵から、どの中に同じ赤のひよこが入っているかあてる番。警戒心強めの娘はなかなか卵を指さそうとしません。先生が娘の目線の動きでこれかな?と開けてくれました。結果は違う色でしたが、先生が、一番先に見てた卵はこっちかな、と別の卵を開けると、同じ赤のひよこが入っていました。
先生は娘の目線の動きや反応も細かく、よく見てくれていて毎回感心します。
この遊びは色の認識力を養うだけでなく、集中力や直感力も高まる面白いアクティビティでした。
果物を隠す遊び
皿に置いたバナナ、りんご、ブドウの小さいおもちゃを見せた後、それらをタオルで隠して1つ取るという遊び。隠された果物が何か当てることで観察力や記憶力が鍛えられます。
娘の目線の動きを見ていると、タオルで1つ隠した瞬間、目線が皿からタオルの方に移り、なくなった1つの果物はタオルの中だ!とわかっているようでした!1歳児でもこんなにわかっているんですね、すごい!
季節の歌とカード遊び
「雪やこんこ」を歌いました。歌詞や絵が描いているカードを使って、視覚的にも楽しめる工夫があり、娘も興味津々でした。
フラッシュカードとドッツカード
たくさんの種類のフラッシュカードを高速で見せます。数字の概念を教えるのはドッツカードを使用。特にドッツカードでは「点→線→面→立体」という順序で数の概念を学ぶ方法が印象的でした。
この手法は、数字に強い子どもを育てるための基礎になるそうです。
発音カードでは「さしすせそ」の発音にまだ慣れていない様子でしたが、口元の動きや表情から学ぶことが大切とのこと。
細かい動きの練習
小さいボールをつまんで瓶の中に入れる練習では、最初はおそるおそるでしたが、最後には2つ成功しました!ボールを自分で入れた後、できた!と拍手する姿が微笑ましかったです。
また、赤・青・黄色のケースに同じ色の小さいおはじきのようなものを同じ色ごとに入れる遊びも挑戦しました。家でも続けていこうと思います。
運動タイム
運動ではマットや鉄棒などを使ったアクティビティに挑戦しました。
- マット:子どもを寝かせて足をゆらゆらさせ、金魚の動き。足の屈伸、足を踏み込む動き、左右への回転。
- 跳び箱:マットの下に2段の跳び箱を入れて登る動き。娘はまだ警戒して登ろうとしませんが、くまさんの人形で誘導しながら滑り台風にして楽しみました。
- 鉄棒:赤ちゃんは本能的に鉄棒につかまれるそうです。ぶら下がることで握力や体幹が鍛えられます。今回は初めてだったので体重はかけられませんでしたが、小さな手でしっかり握っている姿が頼もしかったです。親指もしっかりと下にして鉄棒を握ることができていました。
お絵描きタイム
クレヨンでまずはトントン点を描いておえかき。娘はクレヨンでトントン描いたり、じっとクレヨンを見つめていたり何か考えながら遊んでいるようで、何を考えているんだろう?と、見ているこっちも楽しかったです。
点や線を描いている子どもに「これは蛇みたいだね」とか「これはママみたいだね」と子どもが描いたものに後付けして何かに見えると褒めることで、子どもは自信をつけます。そして次回からは自分から目的を持って何かを描こうとする姿勢が生まれるとのこと。
このような声掛け一つで創造力や芸術センスが広がるようです!
まとめ
イクウェルは、遊びながら学ぶ楽しさに溢れていました。一つひとつの活動には目的があり、子どもの成長につながる工夫が詰まっています。「できた!」という達成感や笑顔を見るたびに、大人も幸せな気持ちになりますね。家でも取り入れたいアイデアばかりでした!
さらに、子どもの能力を伸ばすような関わりや声掛けも、先生がその都度教えてくれるので私たち親の学びの場にもなります。
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