34週2日から逆子をなおすための鍼灸治療を5回行いましたが、治らず…
ついに35週健診をむかえてしまいました。前々からこの健診までに逆子が治らなかったら帝王切開の手術の日程を調整しましょうといわれていました。
しかし、その前に!!まだ逆子をなおせる可能性があるかも!
それは外回転術というもの! なんだそれ?
私も、外回転術なんてそれまで知りませんでした!!
外回転術ってなに?
外回転術とは、妊娠36〜37週に医師がお腹の外から手を使って赤ちゃんを回転させ、逆子の状態を治す方法です。外回転術の成功率は60〜70%といわれています。
外回転術の方法は?
- 事前にお腹の張り止めの点滴や麻酔の薬を使用する。
- 妊婦は仰向けに寝て、頭を上げた状態で骨盤を上げる骨盤高位の姿勢をとる。
- 胎児の向きや位置をエコーで確認する。
- 医師が妊婦のお腹の表面から胎児の頭とお尻をしっかり捉えて、おじぎをするような前周りで回転させる。(胎児の姿勢によっては後ろ周りで行う場合もあります)
施術時間はどのくらい?
外回転術の施術自体は2〜3分程度で、長くても10分程度です。
外回転術を行う時期
妊娠36週から37週の正産期と言われる時期に行います。
もしもなにかあった場合、すぐに帝王切開手術に切り替えて、生まれても問題ないとされる時期に行います。
外回転術は誰でもやってもらえる?
外回転術には適応がいくつかあり、
- 帝王切開をしたことがない
- 胎盤の位置が正常
- 羊水の量が正常
- 赤ちゃんの大きさが骨盤を通過することができる
- 切迫早産でない
などの条件をクリアし、医師がやっても問題ないと判断した場合行うことができます。
また、医師の技術や経験も必要となってくる治療のため、通っている病院やクリニックで行うことができるのか、担当の医師が施行することができるのか、ということも確認する必要があります。
外回転術のリスクは?
そして外回転術にはもちろん、リスクもあります。
常位胎盤早期剥離といって、赤ちゃんがお腹の中にいるのに胎盤が先に剥がれてしまう状態や、胎児心拍の悪化を引き起こす可能性があり、その場合は緊急で帝王切開手術となります。
実際に外回転術について聞いてみることに…!
自分でも事前に外回転術のことを調べ、周りに逆子で外回転術をやった職場の先輩がいたのでその方の話を聞いたりして情報を集めていました。
そして私も35週の帝王切開手術の日程を決める時に、「外回転術を試してみたい、この病院でできますか?」と先生に聞いてみました。
すると先生は外回転術がどんなものなのか、それに伴うリスクなども説明してくださり、私が希望しているならやってみましょう!と快く引き受けてくださいました!
聞いてみて良かった、というのが正直な感想。
それもそのはず、帝王切開の手術の日程を決める話は着々と進んでいくのですが、帝王切開手術の他にも外回転術という方法がある、ということは医師からは言われませんでした。
それほどリスクがあり、技術が必要だから医師は安全な帝王切開をまず勧めるんですよね。
そんな中私の希望を心よく引き受けてくださり、わかりやすく説明してくれた先生には本当に感謝しかありません!
ただし外回転術で、もしもなにかあった場合はすぐに、緊急の帝王切開手術に切り替えること、それができる日程に調整しました。
まとめ
逆子の治療には、逆子体操や鍼灸治療のほかに最終手段として外回転術というものがあります。
ただし、外回転術にはリスクもあり、適応もあるため自分がやってもらえるのか、通っている病院やクリニックで行うことができるのか、医師に確認が必要です。
次回、実際に外回転術をやってみた体験話をお伝えします。

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