現在1歳2ヶ月の娘ですが、実は卵アレルギーがあります。
最初に症状が出たときは、まさか卵が原因だとは思いもしませんでした。それまで普通に食べられていた卵が、ある日突然アレルギー反応を引き起こしたのです。
この記事では、娘が卵アレルギーと診断されるまでの経緯や、その時の私たち家族の戸惑い、そして治療に至るまでの体験を詳しくお話しします。同じようにお子さんがアレルギーを持っている方や、不安を抱えている方の参考になれば幸いです。
離乳食初期・中期までは卵を食べられていた
5ヶ月で離乳食を始めた娘ですが、今はアレルギーと診断された卵も離乳食初期・中期までは問題なく食べることができ、アレルギー症状等ありませんでした。
一般的な離乳食の卵の進め方(固茹でした卵黄)で、徐々に食べる量を増やし、全卵のゆで卵も問題なく食べることができていました。量自体も全卵の1/3程度は食べていました。
そのため、離乳食中期まではアレルギー食品の卵をクリアでき、アレルギーなく普通に食べられるもんだと思っていました。
症状が現れた時期ときっかけ
最初の兆候
症状が初めて出たのは娘が、8ヶ月の終わり頃です。(8m27d)
普段はゆで卵で食べることが多かった卵でしたが、この日はゆで卵を作っていなかったため、全卵の炒り卵を作りました。卵自体も2週間ぶりくらいに食べさせました。
炒り卵自体は以前にも食べさせたことがあって、アレルギー症状はありませんでした。
晩ごはんで全卵1/3個分の炒り卵を食べさせました。食事中は特にアレルギーのような症状もなく、機嫌もよく食事終了しました。
晩ごはんの後はすぐシャワーに入れて、体を拭いていた時のことです。急に嘔吐しました。
食事を食べ終わってから約30分後の出来事です。
具体的な症状と経過
19:00 卵を含む夕食終了→すぐシャワー
19:30 卵をを食べた30分後に嘔吐しました。
嘔吐した後は、すっきりしたのか本人は具合の悪そうな感じや機嫌の悪い感じもなく、ケロッとしていていつもの元気な娘でした。
そのため、私たち夫婦も「ごはん食べさせた後すぐ、シャワー入れたからお腹がびっくりして吐いちゃったんじゃない?」などと呑気なことを言っていました。
この時は卵アレルギーとは思っていませんでした。
20:00頃 腕に虫刺されのようなポツっとした発疹ができていることに気づく
19時半頃嘔吐して、機嫌も良く具合も悪い感じがなかったためもう一度サッとシャワーで嘔吐した汚れを流し服を着せていた時に、腕になんだか虫刺されのようなポツッとした発疹を見つけました。
この時はまだ、発疹自体は1〜2個程度でした。
20:15 皮膚が赤くなっていることに気が付く
なんだか眉毛や口の周りが赤くなっていることに気がつきました。もう服を着せた後だったため、体にも発疹ができていないか確認すると、お腹や背中にポツッとした発疹(蕁麻疹のような)も増えていました。
他にも、脇と膝の裏が赤く、お尻や鼠蹊部の付近にも発疹が出ていました。
娘本人は具合の悪そうな感じはなく、活気もありいたって元気です。機嫌も悪くなく、呼吸困難症状もありませんでした。
病状的にアレルギーの症状だと思い、すぐにでも病院にかかりたかったのですが、この日はお盆でもあり、もうすでに夜だったため、かかりつけの小児科はやっていません。
そのため、ネットですぐ診てくれそうな病院などを調べ、ファストドクターでオンライン診療するに至りました。20時半頃に問い合わせて、診察を受けられるのは22時頃と言われました。
それまで、不安の中起きて待つことに…。
21:00 体の赤みが広がってきた
徐々に皮膚症状が悪化してきて、ほっぺや口周りなどの顔が赤く、お腹も全体的に赤くなってきました。
他にもオムツのゴムの部分の鼠蹊部あたりや、肛門周り、関節の裏や足の皮膚の皺の間などが赤くなっていました。
他、呼吸困難感はなく、機嫌の悪さや具合悪そうな感じもありませんでした。体温を測ったら37.1℃でした。
21:30 オンライン診察開始
オンラインで皮膚症状を診てもらい、おそらく卵アレルギーと診断されました。
そして、抗アレルギー薬を処方されましたが、薬の処方箋がオンラインで届いた頃にはもうすでに22時。空いている薬局はありません…。
皮膚の赤みはありましたが、ほか呼吸器症状やぐったりしたような感じもなかったため、薬は明日朝イチでもらいにいくことにしました…。
22:00 不安ながらも就寝
薬も手元になかったため、このまま寝て夜中に急変しないかとかなり不安でした。
娘の隣で寝ていましたが、数時間おきに起きて、ライトで照して無事かどうか確認して過ごしました…。
翌朝
翌朝には皮膚症状はすっかりなくなっていました。娘もいつも通り元気で具合の悪そうな感じもなく、熱などもありませんでした。
離乳食や授乳も問題なく、過ごしていました。
まとめ
今回、娘の卵アレルギー発症の経緯を振り返りながら、私たち家族が経験したことをお伝えしました。初めて症状が出た時は驚きと不安でいっぱいでした…。
後からアレルギー専門の病院にかかった際には、「この症状なら救急車を呼んだ方がよかった」と言われました…。
卵アレルギーは突然現れることもあり、最初は気づきにくい場合もあります。
同じような経験をされている方や、子どものアレルギーに不安を感じている方には、「少しでもおかしいな」と思ったら早めに専門医に相談、症状が出たらすぐに病院に受診、嘔吐したり皮膚症状がひどい場合には救急車を呼ぶことをおすすめします。
これからも娘の成長に合わせて、アレルギーとうまく付き合いながら生活していきたいと思います。同じ悩みを持つご家庭の参考になれば幸いです。
次回は卵アレルギーの症状がわかり、アレルギー専門の病院に受診したことについて詳しくお伝えしていきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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