子どもの成長は驚きと喜びの連続です。
特に1歳2ヶ月から1歳3ヶ月の時期は、初めての一歩を踏み出す瞬間や、独り立ちする姿を目にすることが多い時期です。
しかし、全ての子どもが同じペースで成長するわけではありません。
このブログでは、この時期の足の発育や歩行のサポート方法について詳しく解説します。
親子で楽しみながら成長を見守るヒントを一緒に見つけていきましょう。
生後1歳2ヶ月〜1歳3ヶ月
足の発育
多くの子どもが、この頃までに歩き始めています。でもまだ、立った姿勢からなかなか1歩が踏み出せない子も…。
個人差はあって当然のことなので、焦らなくても大丈夫です。1歳6ヶ月頃までには歩けるようになるでしょう。
歩き始めの頃は、両手を上げながら歩いたり、ガニ股だったりして、ぎこちないよちよち歩き。
でも、体のバランスをうまく取れるようになるにつれて、歩き方もスムーズになります。
この時期してあげたいこと
- たくさん歩かせましょう!
歩くことも経験を重ねることで上手になります。しっかりと歩くためには、足の指で地面を掴むような動きが必要です。
家の中では裸足で、外ではサイズのあった靴で、どんどん歩かせましょう。
靴選びは、かかとがしっかり固定されていること、つま先には親指が動かせる余裕があること、の2点がポイントです!
歩くのに少し慣れてきたら、緩やかな傾斜のある坂道にも挑戦してみましょう。
足に適度な負荷がかかり、いい練習になります。
体重の目安
- 男の子:8.02〜11.5kg
- 女の子:7.46〜10.90kg
この時期の子ども
- 体重、身長の発育ペースが緩やかになる
- 一人で歩き始める子が多い
- 上下4本ずつ前歯が生えそろえる子が多い
- 意味のある言葉を2〜3語言うようになる
- 離乳食が完了期に向かう
- 自己主張がはっきりしてくる
1人歩きが楽しい今、親子で体を動かそう!
一人で立ったり歩いたりできるようになると、興味や好奇心から、さまざまな基本的な運動能力が身についていきます。この時期から親子で楽しく体を動かすことは、運動好きのきっかけになります。
幼少期に運動経験が多いほど運動が好きになる
まだまだ運動能力に差がありますが、この時期はこれまでに会得した動きのバリエーションをさらに広げていく頃。
このとき、親も一緒になって体を動かしたり、声をかけたりして運動を楽しむことは、子供の将来にも大きく影響します。
文部科学省の調査では、幼少期に色々な内容の体を動かす遊びをしていた子どもは、小学5年生になっても運動が好きで、運動能力も全国平均を上回っているという結果が出ています。
親の運動不足も解消!
子は親の背中を見て育ちます。親が日常的に体を使って一緒に遊べば、子どもも自然に運動する機会が増え、体を動かす習慣がつきます。
トレーニングのような運動をするのではなく、子供の体重を利用した遊びを毎日少しでもすれば、コミュニケーションもとれ、運動不足解消にもなります。
いつもの遊びをアレンジして、楽しく体を動かしましょう。
楽しくできる運動遊びのヒント
ダイナミックな動きを加えるだけで動く楽しさが増します。
- 小道具を使ってアレンジ
ボール追いかけっこ
カラフルなものや音が鳴るものを使います。子どもと同じくらいの速さで転がして親はハイハイで追いかけっこ!
- 抱っこ・おんぶをアレンジ
ヤシの木ゆらゆら
おんぶの時に、しっかりしがみついたら前かがみに。手の力を緩めて、「風が吹いてきたよー」と体を揺らしながら前に回して抱っこ。そこから膝の上を通って着地させます。
- 一人歩きをアレンジ
なりきり歩き
ゾウや鳥、カニなどの動物のマネをして歩いてみましょう。親がなりきることが大切。バランスがとりづらい時は手をつないでサポートを。
トンネルくぐり
四つんばいのトンネルをはいはいで通ったり、そのままよじ登って馬乗りになったりして大満足。
子どもの歩く先で仁王立ちトンネルをしてもいいですね。
まとめ
1歳2ヶ月から1歳3ヶ月の時期は、子どもが自分自身で動き出す大切なステップを踏む時期です。
歩行や運動能力の発達には個人差がありますが、焦らず、楽しくサポートすることが大切です。
裸足で歩く経験や適切な靴選び、親子で体を動かす遊びを取り入れることで、自然と成長を促すことができます。
ぜひ、この時期ならではの体験を親子で楽しみながら、未来への基盤を築いていきましょう!
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